Hiroshima MOCA

「きのこアート研究所」展

「きのこアート研究所」展

2010年11月3日(水・祝)〜2011年2月24日(木)

「きのこ」は、食材やキャラクターとして日常的に接する馴染み深い存在です。その一方で、知られざる側面の多い特異な生態、マジックマッシュルームの引きおこす幻覚作用に加え、ファンタジーや生死にまつわる多くの連想を引き出す題材であり、様々な分野の芸術家にもインスピレーションを与えてきました。
また、振りまかれた胞子が形成する菌糸のネットワークや、そこかしこから発生してくるメカニズムが、際限なく広がる目に見えない連なりや、その神秘的な存在への共感や憧れを喚起し、自身の存在と重ね合わせるような、熱心な愛好家を惹きつけています。

きのこ的アート 美術館でモリモリ増殖中

本展覧会は、架空の研究所における調査結果に見立て、きのこを愛する制作者たちの執着の様に迫り、その豊かな成果の広がりに触れる試みです。写真評論家であり、近年はきのこ文化研究者としても広く知られる飯沢耕太郎氏を「きのこアート研究所」の所長に迎え、きのこをモチーフとした絵画や立体造形のほか、イラスト、切手、絵本からファッション、雑貨など、多分野にわたる表現を紹介します。会期中にはきのこにまつわる関連イベントを開催します。

飯沢耕太郎(いいざわ・こうたろう)

1954 年宮城県生まれ。日本を代表する写真評論家であり、きのこ愛好家としても知られる。写真関連書籍の他、『歩くキノコ』(水声社・2001)、『世界のキノコ切手』(プチグラパブリッシング・2007)、『きのこ文学大全』(平凡社・2008)、『マジカル・ミステリアス・マッシュルーム・ツアー』(東京キララ社・2010)など。


参加作家・展示作品

第1期 2010年11月3日(水・祝)〜11月19日(金)

ジョン・ケージ、ロイス・ロング、アレクサンダー・H・スミス著『マッシュルームブック』、飯沢耕太郎によるキノコ本・グッズコレクション

第2期 2010年11月20日(土)〜2011年2月24日(木)

大竹茂夫、草間彌生、金子司、黒田潔、カールステン・ヘラ—による美術作品、とよ田キノ子による作品およびキノコグッズコレクション
※第1期の内容も引き続きご覧いただけます


草間彌生《毒きのこ》1990年
©Yayoi Kusama


基本事項

会期 第1期 2010年11月3日(水・祝)〜11月19日(金)
第2期 2010年11月20日(土)〜2011年2月24日(木)
開館時間 10:00〜17:00
※11月3日は19:00まで開館
※入場は閉館30分前まで
休館日 月曜日 ※1月3 日、10日を除く
2011年1月4 日・11日(火)
2010 年12 月27 日(月)〜2011 年1 月1 日(土・祝)
会場 第1期 1階回廊
第2期 地下1階B展示室
観覧料 無料
主催 広島市現代美術館



金子司《CURTIDORE DE HONGOS(キノコヲツクルヒト)》2006年
©Tsukasa Kaneko


関連プログラム

●2010年11月21日(日)14:00〜15:30

飯沢耕太郎による「キノコ狩るチャー講座」

「きのこアート研究所」所長の飯沢耕太郎氏による講演会です。写真評論家であり、近年はきのこ文化研究者としても広く知られる飯沢氏が、きのこ映画、きのこ漫画など、きのこアートについて語ります。

[講師] 飯沢耕太郎
[参加費] 無料
[会場] 地下1階B展示室
[参加方法] 事前申込は不要です。当日、直接会場へお越しください。

大竹茂夫《クサナギヒメタンポタケの人々》1999年
©Shigeo Otake


黒田潔「TO THE FOREST」(展示風景)@btf .東京. 2010年
©Kiyoshi Kuroda


●2010年11月28日(日)10:30〜12:00

「比治山キノコ観察入門」

比治山にはどんなキノコが存在するのでしょうか?きのこアドバイザーとして活躍する川上嘉章氏と一緒に比治山のキノコを観察します。

[講師] 川上嘉章(きのこアドバイザー)
[参加費] 無料
[参加方法] 事前申込は不要です。当日、エントランスホールに集合して下さい。

広島市現代美術館/〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1 TEL.082-264-1121
Copyright(c) Hiroshima City Museum of Contemporary Art All Rights Reserved.