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森村泰昌:なにものかへのレクイエム—戦場の頂上の芸術

森村泰昌:なにものかへのレクイエム—戦場の頂上の芸術

2010年10月23日(土)〜2011年1月10日(月・祝)

美術家、森村泰昌は、80年代より一貫して自らの身体を媒介とし、別の人物に変身するセルフポートレイトを発表してきました。
本展で森村は、60〜70年代の激動の時代を彩った男たち—淺沼稲次郎(淺沼事件)、オズワルド(ケネディ暗殺事件)、三島由紀夫(三島事件)、また、独裁者、ゲバラ、毛沢東、レーニンなど、自ら築き上げた一時代に君臨し、20世紀の歴史に刻まれた男たち、そして、ピカソ、デュシャン、ポロック、ウォーホルなど前世紀の美術界をリードした芸術家に扮し、過去との対話に臨みます。 さらに、第二次世界大戦終戦の1945年に焦点を合わせ、タイムズ・スクエアの終戦記念パレード、硫黄島の星条旗といった有名な報道写真を題材として、現代的な解釈を加えながら20世紀を振り返り、過去の歴史を現代に蘇らせることを試みます。
森村泰昌という一人の現代美術家による報道写真、肖像写真の創造的な再解釈を通して、大きなスケールで20世紀の歴史/記憶を振り返る試みとなる本展は、ジャーナリズムとアート、現実と虚構、過去と現在といった対立的な概念や価値基準に疑問を付し、現代において過去を見つめ直す契機となるでしょう。

森村泰昌(もりむら・やすまさ)

1951年大阪府生まれ。歴史上の人物や映画女優に扮した、セルフポートレイト作品を展開する美術家。1988年、ヴェネツィア・ビエンナーレ/アペルト部門に選出。以降、海外での個展、国際展にも多数出品。また宝塚歌劇のポスターのディレクションやイッセイミヤケのプリーツプリーズ/アーティストシリーズの第一弾をてがけるなど、作品制作のノウハウを活かして、多方面で活躍中。

「森村泰昌」芸術研究所 http://www.morimura-ya.com/

基本事項

会期 2010年10月23日(土)〜2011年1月10日(月・祝)
開館時間 10:00〜17:00
※11月3日は19:00まで開館、入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日 ※1月3日(月)は開館、1月4日(火)は休館
12月27日〜1月1日
観覧料 一般1,000(800) 円、大学生700(600) 円、高校生500(400) 円
※( )内は前売りおよび30名以上の団体料金
※11月3日は無料
チケットぴあPコード:764-369
前売り券の取り扱い場所一覧
観覧料の区分について
主催 広島市現代美術館、中国新聞社
特別協賛 ジーンズファクトリー
協賛 株式会社資生堂、富士フイルム株式会社、株式会社ニコン、株式会社ニコンイメージングジャパン
協力 NECディスプレイソリューションズ株式会社、写真弘社、ShugoArts、財団法人草月会
後援 広島県、広島市教育委員会、広島エフエム放送、尾道エフエム放送


《なにものかへのレクイエム(MISHIMA 1970.11.25-2006.4.6)》2006


《なにものかへのレクイエム(遠い夢/チェ)》2007

展覧会のみどころ

第一章「烈火の季節」

三島由紀夫(三島事件)、淺沼稲次郎(淺沼事件)、オズワルド(ケネディ暗殺事件)、ヴェトナム戦争での路上の公開処刑を題材として、60-70年代の激動の時代を彩った男たちを独自の手法で再解釈。

第二章「荒ぶる神々の黄昏」

独裁者、ゲバラ、毛沢東、アインシュタイン、レーニンら20世紀を代表する男たちになり、20世紀を振り返る。

第三章「創造の劇場」

ピカソ、デュシャン、ダリ、ポロック、ウォーホルなど、20世紀の芸術家たちの10人の肖像に森村が挑む。

第四章「1945・戦場の頂上の芸術」

第二次世界大戦終戦の年、1945年に焦点を合わせ、昭和天皇・マッカーサー会見、タイムズ・スクエアの終戦記念パレード、硫黄島の星条旗といった有名な報道写真を題材として、現代的な解釈を加え、過去の歴史を現代に蘇らせることを試みる。


《なにものかへのレクイエム(夜のウラジミール 1920.5.5-2007.3.2)》2007


映像作品《海の幸・戦場の頂上の旗》2010


関連プログラム

●2010年10月23日(土)16:00〜17:30(入場は16:30まで)

もうひとつのレクイエム

作家自身による自作解説とピアノ・パフォーマンス。
※定員120名程度、要展覧会チケット、申込不要


●2010年11月14日(日)10:00〜17:30(予定)

森村泰昌と行く 作品鑑賞ツアー

作家と一緒に景色のきれいなレストランでおいしいランチを食べ、市内各所に展示されている、世界最大級の森村作品や特大森村モナリザ3変化作品などを見学します。展覧会のポスターに、目の前で森村さんがサインをしてくれるお土産付きです。

ツアー内容・みどころ
・森村泰昌によるガイド付き!
・「なにものかへのレクイエム—戦場の頂上の芸術」展 鑑賞
・世界最大級の森村作品を鑑賞(ジーンズファクトリー宇品店)
・特大森村モナリザ3変化を鑑賞(ジーンズファクトリー沼田店)
・SEIHO OMBRAGE でのフレンチランチ&オーシャンビュー
・展覧会ポスタープレゼント(森村によるサイン会あり!)

[参加費] 5000円(バス・ランチ・展覧会チケット代含む)
[定員] 30 名(申込多数の場合は抽選)
[参加方法] 参加者全員のお名前(3名様まで同時にお申し込みいただけます)、代表者の電話番号またはEメールアドレス(必ず抽選結果を確認いただけるもの)を下記申込み先まで電話またはEメールで、お知らせください。申込み多数の場合は抽選となります。
広島市現代美術館「森村泰昌と行く 作品鑑賞ツアー」係
電話:082-264-1121(開館時のみ受付)
メール:hcmca@hcmca.cf.city.hiroshima.jp
[応募締切] 11月4日(木) *受付終了しました
※抽選結果のお知らせは11月6日(土)を予定


●2010年11月27日(土)14:00〜15:30

記念対談:20世紀を思考する
藤原帰一(東京大学教授)×森村泰昌

『戦争を記憶する』(講談社、2001)などの著作で知られ、テレビのニュース番組等でも活躍している、政治学者の藤原帰一氏をお招きし、森村泰昌氏と共に20世紀の事象について語ります。

[参加費] 無料
[定員] 120名程度
[会場] 地下1階ミュージアムスタジオ
[参加方法] 事前申込は不要です。当日、会場へ直接お越しください。
[注意事項] ※ミュージアムスタジオで展示中の作品《海の幸 戦場の頂上の旗》は、講演会中は別の場所でご覧頂けます。(上映場所は当日館内にてお知らせします。)


●2010年12月4日(土)14:00〜15:30

広島市立大学協同企画「知のトライアスロン」

広島市立大学で現代美術史を教えている加治屋健司氏によるレクチャーを開催します。「森村泰昌とその時代」をテーマに、関西ニューウェーヴからグローバルな時代の美術まで、同時代の美術との関連で森村泰昌の作品を読み解いていきます。
知のトライアスロン:読書や映画鑑賞、美術鑑賞を通して、専門分野を超えた幅広い教養を身につけることを目指す、広島市立大学のプログラム。

[講師] 加治屋健司(広島市立大学准教授)
[参加費] 無料
[参加方法] 事前申込は不要です。当日、会場へ直接お越しください。(会場は館内表示を確認、もしくは受付でお問い合わせください)


●2010年10月24日(日)、12月5日(日)14:00〜15:00

学芸員によるギャラリー・トーク

学芸員が展覧会について解説します。

[参加費] 要展覧会チケット
[参加方法] 事前申込は不要です。当日、特別展会場入口へお集まりください。
 


《なにものかへのレクイエム(ASANUMA 1 1960.10.12-2006.4.2)》2006

 

《なにものかへのレクイエム(独裁者はどこにいる1)》 2007

 

《なにものかへのレクイエム(創造の劇場/黒いアンディ・ウォーホルとしての私)》2010

 

《なにものかへのレクイエム(創造の劇場/パブロ・ピカソとしての私)》2010

広島市現代美術館/〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1 TEL.082-264-1121
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