ビデオコーナーほか無料スペースにて、世界で活躍するアーティストたちによる映像作品を紹介するシリーズ。映像が映し出されるスクリーンを、距離的な隔たりを超えて、世界で繰り広げられる試みと私たちとの回路をひらく「窓」にたとえ、年間を通じて先鋭的な表現を紹介します。
近年注目を集める南米チリの建築シーンで、ひときわユニークな活動を続ける建築家、スミルハン・ラディック。彼が手がけた映像作品は、自身の建築に対する思想を物語のように表したものになっています。子ども時代の思い出や旅の体験、チリの自然に触発された手法や構造についてのアイデアを、古い映像、写真、影絵のようなアニメーションなど組み合わせ、ノスタルジックな雰囲気の中でこれからの人と空間の関係性を語っています。
スミルハン・ラディック
1965年チリ、サンチャゴ生まれ、同地在住。チリ・カトリック大学、ヴェネチア建築大学に学び、2001年チリ建築課協会より35歳以下の最優秀国内建築家に選出される。2010年ヴェネチア・ビエンナーレ建築展「建築で人々が出会う」等に出品。
※3月17日(土)は、イベント開催のため休映します。
| 【上映作品】 |
オレンジ・ノイズ/Un Ruido Naranjo、2009年、カラー、サウンド、25′02″
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第25回:ラリッサ・サンスール
2011年11月29日(火)〜2012年2月5日(日)
ラリッサ・サンスール(1973年〜)は東エルサレム出身のアーティストで、パレスチナ問題をモチーフにした作品をいくつも発表してきました。本作《スペース・エクソダス(出宇宙記)》も、国家としての認定を受けられず、多くの難民を生みだしているパレスチナの惨状を表現しています。この深刻なテーマを、爆撃や廃墟や死傷者といったニュースによくある映像ではなく、月面着陸を題材にしたSF映画からの比喩によって描き出しています。
| 【上映作品】 |
スペース・エクソダス(出宇宙記)/A Space Exodus、2009年、カラー、サウンド、5′24″
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第23回 :田村友一郎 / Yuichiro Tamura
2011年7月12日(火)〜9月19日(月)
| 【上映作品】 |
NIGHTLESS/NIGHTLESS、2011年、カラー、サウンド、25′00″
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関連プログラム:アーティスト・トーク
2011年9月10日(土)14:00〜15:30
田村友一郎氏をゲストに迎え、自身の制作について、新しいメディアを利用した表現について、お話いただきます。また、トーク終了後には、この日のために特別に編集された《NIGHTLESS》の最新バージョンを上映します。
※参加無料、申込不要