Hiroshima MOCA

特別展

一人快芸術

2009年12月19日(土)〜2010年2月21日(日)

たとえば、たった一人の人物により50 年以上の歳月を費やして撮りためられた、40 万カットにものぼる街の復興の記録写真。あるいは、大家さん夫婦が自力で作り上げた、地下1 階・地上6 階建ての世界最大級のセルフビルド集合住宅。知的障がいをもつ青年が、日々の繰り返しとして書き綴った膨大な日付の山。
それらは、ことさら芸術作品として作られたり、発表されたりしたものではありません。にもかかわらず、「写真」や「建築」、「日記」などの役割や基準といった枠組みを軽々と超えて、その行為や物に宿る過剰さが多くの人々を惹きつけます。そのような行為をも含めたものとして芸術を捉えた場合、その作品体験とは、いかなる衝撃をもたらしてくれるのでしょうか。
本展覧会は創ること、行為することそのものの楽しみや悦びに裏打ちされた表現に注目し、様々な分野における多彩な活動を紹介するものです。近年アウトサイダーアートとして注目を集める、知的障がい者やアマチュア制作者から、職業的なプロとしてのアーティストの作品まで、19人/組による活動を紹介します。
自己充足の行為という意味合いをもつ造語「一人快芸術」をキーワードに、あらためて創ること、行為することの動機付けについて探ります。既存のシステムから距離を置くことを可能にする態度、そのあらわれとしての芸術が、個人の営みを超えて、私たち観る者にも勇気や自由をもたらしてくれることでしょう。
 

参加作家

梅佳代、大段徳市、岡啓輔(蟻鱒鳶ル)、岡本明才、佐藤修悦(修悦体)
沢田嘉農・裕江(沢田マンション)、杉本春奈、武田憲昌、ともひろ
並木運美、西山友浩、平田一式飾、ひらた蓮の会、宮間英次郎
村上多美、森謙次、山下陽光、山本尚志、吉村芳生

   
 

基本事項

会期 2009年12月19日(土)〜2010年2月21日(日)
開館時間 10:00〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日および年末年始12月28日(月)〜1月4日(月)
※1月11日(月・祝)は開館、1月12日(火)は休館。
観覧料 一般 910(720)円
大学生 680(540)円
小中高生 450(360) 円
※( )内は前売りおよび30名以上の団体料金
チケットぴあPコード:688-906
≫観覧料の区分について
 
主催 広島市現代美術館、中国新聞社
後援 広島県、広島市教育委員会、広島エフエム放送、尾道エフエム放送
 

梅佳代 写真集『じいちゃんさま』
より



 

関連プログラム

2010年01月30日(土)14:00〜15:30 *終了しました 

緊急企画! 福住廉トークイベント】

スペシャルゲスト:山下陽光(本展出品作家/素人の乱シランプリ店主
/トリオフォー)、じゃましマン(限界芸人/トリオフォー)
美術館などの既存の制度に収まらず、ストリートで展開される表現行為をも評論する美術評論家、福住廉。彼の著書『今日の限界芸術』では、佐藤修悦、山下陽光といった本展覧会出品者について論じ、いち早く評価してきました。「一人快芸術」展開催にあわせ、彼がキーワードとして掲げる「限界芸術」について、また本展出品作家について語ります。スペシャルゲストも参加、ご期待ください。
会場:展示室内
※要展覧会チケット、申込不要
  

【一人快年賀状・大募集】

人一倍、細かい文字を書くのが好き。シールになっているものは何でもついつい集めてしまう。猫を見ると写真に撮らずにいられない・・・。
そんなあなたの「一人快」を目いっぱい駆使して表現した、年賀状を募集します。年齢・性別は一切問いません。あなたの内にみなぎる「一人快芸術」を年賀状にして、美術館まで送り届けてください。送っていただいた年賀状は、美術館内にて1月より順次展示させていただきます。沢山のご応募、お待ちしております。
応募期間 12月1日(火)〜1月31日(日)必着
*応募受付終了しました
展示 1月5日(火)〜2月21日(日)
展示場所 館内無料パブリックスペース
*年賀状の展示は無料でご覧いただけます。
[応募方法]
★ルール
郵便はがき(年賀はがきでないものでも可)、またはそれに準ずる私製はがきを使用すること。
★注意事項
・内容が公序良俗に反すると判断されるものは、展示できません。
・内容が宣伝・広告目的であると判断されるものは、展示できません。
・送っていただいた年賀状は返却致しません。
★応募先
〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1 
広島市現代美術館「一人快年賀状係」
 

●2010年2月13日(土)、2月14日(日)、20日(土)

各日とも13:00〜17:00

【コンクリート打設ワークショップ「RC作成しよう!」】

出品作家、岡啓輔の指導により、コンクリート打設を体験し、自分だけの記念品をつくります。
2月13日、14日/ガイダンス、型枠作成、コンクリート打設
2月20日/型枠取り外し、完成
[対象] 12才以上
[定員] 15名
※3日間通して参加出来る方に限ります。
※ 参加無料、要事前申込
[申込方法]
住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上、往復はがきまたはEメールでお申込下さい。 締切 2月1日(月)必着※応募受付終了しました
応募された方で2/10(水)までに返信が届かない場合はお手数ですが、美術館までご連絡ください。
広島市現代美術館「RC作成しよう!係」〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1
TEL 082-264-1121
E-Mail hcmca@hcmca.cf.city.hiroshima.jp
*申込は一通につき一名でお願いします。
*申込者多数の場合は抽選となります。締切日の翌日以降の抽選となりますので、申込をキャンセルされる方は早めにご連絡ください。


 

●2010年2月21日(日) 14:00〜閉館まで

【一人快芸術ライブ】

[出演] 大野慎矢(バグパイプ)、マイアミ(即興パフォーマンス)
※ 参加無料、申込不要
 

2009年12月23日(水・祝)、2010年1月23日(土) *終了しました

いずれも14:00〜15:00

【ギャラリートーク】

学芸員が会場で展覧会を解説します。
※ 要展覧会チケット、申込不要

2009年12月19日(土) 14:00〜15:30 *終了しました 

【アーティスト・トーク】

作家が自身の作品や制作について語ります。
[参加作家]
梅佳代、岡啓輔、岡本明才、杉本春奈、武田憲昌、ともひろ、西山友浩、
平田明子(ひらた蓮の会)、宮間英次郎、村上多美、森謙次、山下陽光、
山本尚志、吉村芳生 ほか(予定)
※ 要展覧会チケット、申込不要
 

2009年12月20日(日) 14:00〜15:30 *終了しました 

【山下陽光「広島チョロチョロライブ」】

出品作家、山下陽光が広島でみつけた面白いものについて語ります。
※ 要展覧会チケット、申込不要


宮間英次郎(帽子パフォーマー)
撮影:小久保則和




 

沢田マンション  
(セルフビルド集合住宅)
撮影:岡本明才





佐藤修悦(オリジナル文字) 
「修悦体」





空きペットボトルにコンクリートを
打った作品「ペッコン」





平田一式飾
(日用品使用の立体コラージュ)「海老」
写真提供:アタゴ写真館
 
広島市現代美術館/〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1 TEL.082-264-1121
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